「WIN THE VIRUS展」最終日。ありがとうございました。まだまだ本気の夏マスク作ってます。

こんにちは。
「WIN THE VIRUS展」34日目(2020.05.31)最終日です。

 

いつまで続くかわからないし、先がどうなるかなんて全くわからない状態で走り出した「WIN THE VIRUS展」が本日最終日となりました。
ご購入くださった皆様、「WIN THE VIRUS展」をご鑑賞くださった皆様、参加してくださった作家の方々、ありがとうございました。

私もギャラリースペースプリズムの章子さんも、体を壊す事なく無事に最終日までこられたことにホッとしています。

高北幸矢先生のアマビエちゃん

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今の気持ちを少し長くなりますが記録しておきます。

4月の頭、私はとても怒っていました。
新型コロナウィルスという目に見えないヤツが、たくさんの人を動けなくさせて、開催予定だったイベントを中止させて、ついには志村けんが死んでしまった。
なんてことだ。ひどい。

それまで 5月に出品する「Fashion crossroad展」のために服作りをしていましたが、今年の5月に本当に必要なものは服だろうか。マスクじゃないのか?そう思うようになりました。

ちょうどその頃 店頭から使い捨てマスクが少なくなって、マスクの買い占めのニュースとか、使い捨てマスクも洗えば再利用できるとか、そういう言葉がメディアから聞こえるようになりました。
数週間前にプリズムで出会ったおしゃれなマダムたちの顔や、Fashion crossroad展で私の作った服を買ってくださった方の顔を思い出して、「あの人たちは元気だろうか。マスクは足りてるだろうか。」と気になって気になって。
いてもたってもいられず、まずは自分用にコロナをぶっ飛ばすような派手なマスクを作りました。
うちに残っていた端切れを集めてパッチワークしてマスクを作ってみたら、近所のパン屋さんや床屋の奥さんが声をかけてくれました。「かわいいマスクだね。いいね」
そのおかげで自信を持って、「ウィルスに怯えて暮らすよりも、前向きに暮らしたい」と思いました。

ウィルスが怖いからマスクをつけるというよりも、お気に入りのTシャツやブラウスを毎日着るように、気に入ったマスクを選ぶ。それくらい自然にマスクをつけたいと思ったんです。

おしゃれなマダムや、私の作った服を買ってくださった方が日常につけてもおしゃれなマスクを作るんだ。
そのころずっと言っていた言葉は「こんな時こそクリエイティブに生きるのだ。こんな時こそアートが生きるのだ。」でした。

その頃の写真を今見ると怖い顔してます。コロナウィルスに怒ってます。

 

それで幾つかマスクを作って、ギャラリースペースプリズムの章子さんに電話をしました。

「マスクを作ったんですけど、置いてもらえますか?」駄目元で聞いた私に、「こういう非常時にデザイナーが何を思って作るのか、それが大事。」と快諾してくれたんでした。

その事をきっかけに今回の展示会「WIN THE VIRUS展」を企画してくださって、総勢30名もの作家さんにご参加いただきました。

他には売ってないような派手なマスク。Fashion crossroad展でブラウスを作るために仕入れた生地でもマスクを作りました。
思っていたよりたくさんの反響をいただき、期間中たくさんの種類のマスクを作らせていただきました。



その頃には4月頭に感じていた怒りが薄れていたのを感じていました。
必要とされている方にマスクを届けるんだ。ファッションの一部になるマスクを作るんだ。もっと使い易いマスクを作りたい。
毎日考えて毎日縫う日々でした。

岡江久美子さんがコロナウィルスで亡くなったニュースを聞いてまた悔しくなったり、営業自粛要請のためにプリズムが実店舗休業になったり。
緊急事態宣言がさらに延長したり。
その間も前代未聞のインターネット展覧会として「WIN THE VIRUS展」は続き、参加される作家さんも増えました。

こんなにコロコロと形態の変化する展覧会が今まであったでしょうか。
でもそういう時もやっぱり「こんな時こそクリエイティブに生きるのだ。こんな時こそアートが生きるのだ。」なんだと思います。

気合い入れてマスカラしてる。

 

緊急事態宣言が解除された時には私の怒りは別のものになっていました。今はなんだかとても穏やかな気持ちでいます。

まだコロナウィルスが無くなった訳ではないし、前のような日常がある訳ではないけど、とにかく無事に「WIN THE VIRUS展」は終わりました。

↓搬出の私。(プリズムのtwitterより)

 

 

今回の展覧会のHUMMING BIRD DESIGN安達真由子の売り上げの中から5000円を寄付しました。
Yahooネット募金から新型コロナウイルス最前線の医師・看護師に食事を支援しませんか(WeSupport)に。
新型コロナウィルスとの共生はまだこれからも続きます。もしかしていつか、私や私の家族や友人が病院のお世話になる事があるかもしれません。
医療関係者の皆さんの体がどうか健康でありますように。少しの時間の休憩ででも栄養がとれるようにと願って。

 

さあ明日から6月です。
私は今本気の夏用マスクを作っています。(スポーツウエア素材で涼しいマスクを作っています。買ってください!!)
6月からもギャラリースペースプリズム店頭でマスクをご購入いただけます。
今後は久しぶりにHUMMING BIRD DESIGNのウェブショップも稼働していこうかなと考え中です。

マスク屋さんを続けながら、今回のマスク製作で得た知識と素材を元に、皆さんに求められる服作りを続けていきたいと思っています。
今後の自分に期待です。

「WIN THE VIRUS展」31日目。最終日目前に投入する夏用マスク2種。チェック柄と真っ白。

「WIN THE VIRUS展」25日目。スポーツ素材の吸汗速乾・UVカット夏用プリーツマスクできました。

 

最後になりましたが、ギャラリースペースプリズムの高北章子さん、高北幸矢先生ありがとうございました。
とても良い経験をさせていただきました。
今後もクリエイティブに考え、物作りをしてまいります。何卒よろしくお願い致します。

***ギャラリースペースプリズム今後のスケジュール***

2020.6.4(木)-14(日) 加藤鉦次油彩展ー春夏秋冬-日常
2020.6.18(木)-28(日) 百瀬博展ーgift贈りもの
詳しくはギャラリースペースプリズムホームページをご覧ください。

 

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「WIN THE VIRUS展」
会場 : ギャラリースペースプリズム https://spaceprism.com
〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1丁目14−23 TEL.052-953-1839
会期 : 2020.4.16〜2020.5.31
時間 : 11:30〜18:00 月・火休(3密を避けながら通常営業中)
展示方法等
プリズムの店頭、ホームページやSNSで作品を見ていただく。購入ご希望の作品があれば、直接プリズムに連絡して取引してください。
*プリズムの章子さんは水曜日から日曜日の午前11時30分から午後6時まで常駐しています。(月火曜日休業)体調やその時々の状況により開催に変動があるかもしれません。何卒ご了承ください。

 

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